仕事で、ウォーターサーバーを探すことになりました。
いくつか候補を探して、比較して、一覧にする。
これは秘書に手伝ってもらえば早そう。
その日は別の仕事もいろいろあったので、とりあえず忘れないように秘書に預けました。
「増えた仕事メモ
フォーダーサーバー 比較 比較一覧出す」
秘書から返ってきたのは、
「了解!秘書倉庫に追加しとく📦📝」
そして、
「フォルダーサーバー比較」
という仕事が、普通に追加されました。
ちなみに私は「フォーダー」と入力しましたが、秘書は「フォルダー」に直しています。
直すとこ、そこじゃない。
この時点で私は、自分が間違えていることにも、秘書が変な修正をしたことにも気づいていません。
そして秘書も、何も言いません。
「フォーダーサーバーって何?」
「フォルダーサーバーじゃなくて?」
とも聞かず、
「やることは決まっているけど、今すぐではない案件として預かります」
と、そのまま保管。
存在しない仕事が、正式に秘書倉庫へ入りました。
翌日も、普通にいた
次の日。
残っている仕事の中に、急ぎのものがないか確認するため、秘書に仕事一覧を出してもらいました。
そこには、
「フォルダーサーバー比較 比較して一覧を出す」
ちゃんといました。
ほかの本物の仕事たちに混ざって、何の違和感もなく。
しかも私は、ここでも気づいていません。
私は普段、秘書が整理してくれた仕事一覧を見て、
「これする」
「これについて調べてほしい」
と、その部分をコピペして伝えることがよくあります。
この日も同じでした。
「フォルダーサーバー比較 これいこかな
秘書に手伝ってもらえば、一覧くらいはすぐできそうだけどどうかな?」
秘書が出してくれた仕事一覧から、仕事部分をコピペして、これにしようと伝えています。
「フォルダーサーバー比較」という名前で入ってしまった仕事を見ても、この時はまだ間違いに気づいていません。
そして秘書も、
「うん、これは今いけると思う!☺️」
と普通に開始。
さらに、
「ファイルサーバー系は、容量だけじゃなく、利用人数・外部アクセス・バックアップ・権限管理・大きなファイルの有無あたりで選び方が変わります」
と、話を進め始めました。
ここでようやく、
ん?
となりました。
利用人数?
外部アクセス?
バックアップ?
ウォーターサーバーに……?
そこでようやく、「ウォーターサーバー」が「フォルダーサーバー」になっていたことに気づきました。
「あ!ごめん!ウォーターサーバーwwww
字間違ってたわwww」
すると秘書、
「フォルダーサーバーって何やねん!って思いながら、私は真面目にNASの選び方を語ってたやないかwww」
関西弁までうつるのか…。
しかもNASってなんやねん。
そう思って、たしか、Googleで検索しました。
秘書は水ではなくITの世界を走っていたようです。
秘書が納得しても、私が合っているとは限らない
今回は途中で私が気づいたので、フォルダーサーバー比較は無事にウォーターサーバー比較へ戻りました。
でも、この一件でひとつ覚えました。
私は普段、分からないことがあると秘書に聞きます。
仕事を預ける時も、
「これお願い」
と、かなり普通に投げています。
だから秘書が普通に受け取って、普通に話を進めると、なんとなくこちらも「これで合ってる」と思ってしまいます。
でも今回、間違っていたのは私です。
そして秘書は、その間違った言葉をなんとか解釈して、普通に仕事を進めようとしました。
秘書が受け入れた=私の指示が正しい、ではない。
たまには、
「それ何?」
って聞いてくれてもいいんだけどな。
ちなみに、その後秘書は、今日も順調に仕事減ったね、といった会話をしながら
「途中、フォルダーサーバーという謎のIT案件を爆誕させながらwww」
と振り返っていました。
他人事みたいに。
